【ポケモンスリープ】私が考えるポケモンの厳選基準|理想個体だけを追わない採用の考え方

ポケモンスリープを続けていると、「この個体は育てていいのか」「もう少し厳選を続けるべきなのか」で迷うことがよくあります。

きのみの数Sやおてつだいボーナスなど強力なサブスキルはありますし、性格まで含めて考えれば、当然ながら理想に近い個体ほど強くなります。

私自身、強い個体を探して厳選することはポケモンスリープの面白さの一つだと思っています。

一方で、私が実際にポケモンを育てるときは、単純に「理論上どれだけ強いか」だけでは判断していません。

私が一番重視しているのは、そのポケモンに求めている役割をきちんと果たせるかどうかです。

さらに、同じ役割を担当できるポケモンがすでに育っているのか、今そのポケモンが必要なのか、どのくらい厳選しやすいのか、育成にどれだけ時間がかかるのかなども考えます。

そのため、同じポケモンでも人によって厳選終了ラインは変わりますし、私自身も手持ちが変われば厳選基準を変えています。

この記事では、これまで実際に多くのポケモンを厳選・育成してきた経験から、私がどのように「この個体なら育てよう」と判断しているのかを紹介します。

「この条件を満たせば絶対に厳選終了」という基準ではありません。自分の手持ちに合った厳選基準を考えるための、一つの参考にしてもらえればと思います。

目次

私がポケモンを厳選するときに一番重視していること

私の厳選基準の根本にあるのは、そのポケモンが自分の求めている役割を果たせるかどうかです。

きのみ得意なら、カビゴンの好きなきのみが一致したときにしっかりエナジーを稼げるか。

食材得意なら、作りたい料理に必要な食材を十分に集められるか。

スキル得意なら、そのポケモンに期待しているメインスキルを十分に発動してくれるか。

まずはここを考えます。

そのうえで、おてつだいボーナスなどの強力なサブスキルがあれば、さらに評価を上げるという考え方です。

強いサブスキルがあるだけでは採用しない

例えば私は「おてつだいボーナス」を非常に高く評価しています。

自分だけでなくチーム全体のおてつだい時間を短縮できるため、採用したい個体についていればかなりうれしいサブスキルです。

ただし、おてつだいボーナスを持っているという理由だけで採用することはありません。

食材得意であれば、まず欲しい食材を持ってきてくれることや、食材を十分な量集められることの方が重要です。

スキル得意なら、まずメインスキルをしっかり発動できることが重要です。

本来の役割を十分に果たせない個体に、おてつだいボーナスだけがついていても、私は基本的には採用しません。

反対に、役割を果たすために必要な条件を満たしたうえで、おてつだいボーナスまで持っていれば非常に高く評価します。

おてつだいボーナス自体の評価については、別の記事で詳しく解説しています。

【ポケモンスリープ】おてつだいボーナスは強い?おすすめする理由と厳選の考え方 【ポケモンスリープ】おてつだいボーナスは強い?おすすめする理由と厳選の考え方

同じ役割のポケモンがすでにいるなら厳選基準を上げる

もう一つ大切にしているのが、自分の手持ちに同じ役割を担当できるポケモンがいるかどうかです。

例えば、すでに十分強いポケモンを育てていて、そのポケモンで現在の役割をまかなえているのであれば、同じ役割の2匹目を急いで育てる必要はありません。

そういう場合、私は後から厳選するポケモンの基準を高くします。

逆に、その役割を担当できるポケモンがまったくいないのであれば、多少理想から外れていても、十分に役割を果たせる個体なら育てることがあります。

つまり私の場合、

「このポケモンなら、このサブスキルがあれば採用」

とポケモン単体だけで決めているわけではありません。

「今の自分のボックスに、このポケモンを育てる意味があるか」

まで含めて厳選終了ラインを決めています。

この考え方は、厳選を続けるほど重要になってくると思っています。

ゲームを始めたばかりで戦力が揃っていないときと、すでに多くのポケモンを育成している状態では、新しく仲間にしたポケモンに求めるものが違って当然だからです。

きのみ得意の厳選基準

きのみ得意については、私の厳選基準は比較的シンプルです。

基本的には「きのみの数S」をかなり重視しています。

私の場合、ほとんどのきのみ得意は、きのみの数Sを持っていなければ採用しません。

基本的には「きのみの数S」を最重要視

きのみの数Sは、1回のおてつだいで拾ってくるきのみの数を増やせるサブスキルです。

きのみ得意は、もともときのみを多く拾ってエナジーを稼ぐことが役割なので、その長所をさらに伸ばせるきのみの数Sとは非常に相性がいいです。

実際に個体値計算機などで比較してみても、きのみの数Sがある個体とない個体では、長期間使ったときのエナジーにかなり大きな差が出ます。

特に私がきのみ得意を使うのは、そのポケモンが持ってくるきのみがカビゴンの好きなきのみに選ばれたときや、特定のきのみが固定されているフィールドなどです。

そうした場面では、きのみをたくさん持ってくること自体が採用理由になります。

そのため、性格や他のサブスキルが多少良い程度では、きのみの数Sがない個体を育てることはほとんどありません。

きのみの数Sがあれば、それ以外の強みを見ていく

きのみの数Sを持っていることを確認したら、そこから他のサブスキルや性格を見ていきます。

私が特にうれしいと感じるのは、

  • おてつだいボーナス
  • おてつだいスピードM
  • おてつだいスピードS
  • おてつだいスピードが上がる性格
  • 経験値が上がる性格

などです。

もちろん、全部を持っている必要はありません。

きのみの数Sだけでも、そのポケモンに求めている役割を果たせるのであれば採用することがあります。

そこにおてつだいボーナスやおてつだいスピードMなどが追加されれば、さらに魅力的な個体になるという考え方です。

特に「きのみの数S+おてつだいボーナス」は、きのみ得意の中でもかなり好きな組み合わせです。

自分自身がきのみを多く拾いながら、チーム全体のおてつだいもサポートできるためです。

ただし、ここでも「理想の組み合わせが出るまで絶対に育てない」という考え方にはしていません。

ポケモンによって厳選のしやすさが大きく違うからです。

きのみ得意はLv70・80のサブスキルまで見ることもある

サブスキルは現在、Lv10・25・50・70・80で解放されます。

私は食材得意や多くのスキル得意については、原則としてLv50までのサブスキルを中心に判断しています。

一方、きのみ得意についてはLv70やLv80まで見ることがあります。

理由の一つは、きのみ得意はレベルを上げること自体に大きな意味があるからです。

ポケモンのレベルが上がれば、きのみ1個から得られるエナジーも増えていきます。

長く使い続けるきのみ得意なら、いずれ高いレベルまで育てる可能性があります。

それなら、Lv70やLv80にあるサブスキルも将来的な完成形として評価していいと考えています。

厳選しにくいポケモンなら完成が遅くても採用する

私が実際に採用したマニューラは、この考え方が分かりやすい例です。

ポケモンスリープのマニューラの画像

このマニューラは、早い段階できのみの数Sを持っていますが、おてつだいボーナスが解放されるのはLv80です。

おてつだいボーナスまで含めて完成と考えると、かなり長い育成が必要になります。

それでも私は採用しました。

マニューラは何度も簡単に厳選できるポケモンではなく、仲間にするために必要なフレンドポイントも多いためです。

そんなポケモンで、きのみ得意として最も欲しいきのみの数Sを早い段階で持っていて、将来的にはおてつだいボーナスまで解放される。

「どうせ長期間育てていくのであれば、この個体でいい」と判断しました。

今のところ、この判断を後悔していません。

反対に、何度も仲間にしやすいポケモンであれば、同じ条件でももう少し厳選を続けることがあります。

このように、私はサブスキルだけではなく、そのポケモンを次に厳選できる機会まで含めて採用基準を変えています。

経験値アップもきのみ得意では高く評価している

もう一つ、私がきのみ得意で比較的高く評価しているのが、経験値を増やせる要素です。

一般的な性能比較では、おてつだいスピードやおてつだいボーナスほど分かりやすくエナジー効率へ直結しないため、優先順位が低く見えることもあります。

しかし、実際に長期間育成していると、私は「育ちやすさ」も立派な強みだと感じています。

きのみ得意は、レベルが上がることで持ってくるきのみのエナジーも増えていきます。

つまり、同じ期間育成したときにより高いレベルまで到達できること自体が、実際のエナジー獲得量につながります。

特にアメを集めにくいポケモンでは、この差を大きく感じます。

ポケモンスリープのドードリオの画像

私自身、きのみの数Sを持ちながら、経験値を増やす要素を持つドードリオを実際に育てています。

おてつだいボーナスやおてつだいスピードアップを持っていなくても、とにかく育てやすい。

長期間使ってレベルが上がってくると、その恩恵をかなり感じています。

もちろん、経験値アップがあればきのみの数Sがなくてもいい、という意味ではありません。

あくまで、きのみ得意として必要な条件を満たしたうえで、私は「育てやすさ」も一つの強みとして評価しているということです。

数字だけを見れば、おてつだいスピードが上がる個体の方が魅力的に見えるケースもあります。

それでもポケモンスリープは、1匹のポケモンを長い時間をかけて育てていくゲームです。

実際に育成する時間や集められるアメまで含めて考えると、「早く育つ」という特徴は、私にとって無視できない評価ポイントになっています。

食材得意の厳選基準

食材得意については、きのみ得意とはかなり違う見方をしています。

私が最初に確認するのは、そのポケモンが欲しい食材構成になっているかどうかです。

どれだけサブスキルや性格が良くても、自分が集めたい食材を持ってきてくれなければ、食材得意として求めている役割を果たせません。

そのため私は、

欲しい食材構成になっていること+Lv50までに食材確率アップMがあること

を、食材得意の基本的な採用ラインにしています。

まずは欲しい食材構成になっているか

食材得意では、サブスキルを見る前に食材構成を確認します。

例えば、1枠目の食材をA、2枠目をB、3枠目をCとしたとき、すべて1枠目と同じ食材を持ってくる構成は「AAA」と表現できます。

カメックスであれば、Aにあたる食材はモーモーミルクです。

仮にモーモーミルクを集める役割としてカメックスを育てたいのであれば、私はLv60までモーモーミルクを持ってくるAAAのような構成をまず狙います。

食材構成はサブスキルと違い、育成後に変更することができません。

そのため、食材確率アップMやおてつだいボーナスなどの魅力的なサブスキルを持っていても、欲しい食材構成でなければ基本的には見送ります。

もちろん、どの食材構成が正解なのかはポケモンや自分が作りたい料理によって変わります。

AAAそのものを高く評価しているのではなく、そのポケモンに任せたい食材を安定して集められる構成になっているかを重視しています。

食材構成を厳選したうえで食材確率アップMまで求める

私は基本的に、欲しい食材構成に加えて、Lv50までに食材確率アップMを持っている個体を採用しています。

一見すると、それほど厳しい条件には見えないかもしれません。

しかし、実際には食材構成の抽選を突破したうえで、さらに欲しいサブスキルを引く必要があります。

例えば先ほどのカメックスでAAAを狙う場合、ポケモンスリープ攻略・検証Wikiの情報を参考にすると、AAAの食材構成になる確率は9分の1です。

まずこの食材構成を引き、そのうえでLv50までに食材確率アップMを持った個体を探すことになります。

そのため、

「食材構成+食材確率アップM」

という私の基準は、条件だけを見るとシンプルですが、実際に厳選してみるとなかなか大変です。

それでも食材得意は、「必要な食材を必要なだけ集める」という役割が明確なので、私は食材確率アップMをかなり重視しています。

条件を満たしていなくても、必要量を集められるなら採用することはある

ただし、ここでも基準を絶対条件にはしていません。

私が実際に育てているカメックスは、その例です。

ポケモンスリープのカメックスの画像

このカメックスは、私が欲しかった食材構成にはなっていますが、理想としている食材確率アップMを持っていません。

持っているのは、おてつだいスピードMと食材確率アップSです。

本来の基準で考えるなら、もう少し厳選を続けたい個体でした。

それでも育成したのは、当時作りたかった料理に必要な食材を考えた結果です。

当時作りたかった「新緑アボカドグラタン」を1日3食作るために必要な対象食材は123個でした。

このカメックスをLv60まで育てた場合の食材獲得量を確認すると、理想的ではないものの、私が必要としていた量をギリギリまかなえると判断できました。

そこで私は厳選を終了しています。

食材確率アップMを持っている個体と比べれば、実際に使っていても食材の集まり方には差を感じます。

それでも、このカメックスは現在の役割を果たせています。

そして、さらに理想的なゼニガメを探すためにサブレを使い続けるということは、同じ期間にほかのポケモンへ使えるサブレが減るということでもあります。

厳選を続けること自体にもコストがかかります。

この点まで考えた結果、「必要量をまかなえるなら、この個体を育てよう」と判断しました。

同じ妥協がすべての食材得意でできるわけではない

ここで重要なのは、カメックスで妥協できたからといって、すべての食材得意で同じ判断をするわけではないことです。

ポケモンによって、もともとの食材を持ってくる確率やおてつだい性能は違います。

カメックスは私の使用感では比較的食材を集めてくれるため、食材確率アップSでも何とか許容できました。

一方、食材を持ってくる確率が低めのポケモンで同じような個体を引いた場合、私は採用しない可能性が高いです。

つまり、

「食材確率アップMがないからダメ」でもなければ、「食材確率アップSでも十分」でもありません。

そのポケモンの性能と、自分が1日に必要としている食材数を照らし合わせて、実際に役割を果たせるかどうかで判断しています。

食材得意では所持数アップも高く評価している

食材得意で、もう一つ私が高く評価しているのが所持数アップです。

食材得意は、集めた食材をバッグへ送る前にポケモン自身の所持数がいっぱいになってしまうと、食材を集めるという役割を十分に活かしにくくなります。

特に長時間アプリを確認できないときや、睡眠中に編成するときには所持数の大きさが使いやすさにつながります。

私のキテルグマは、このメリットをかなり実感できている個体です。

このキテルグマは所持数アップMと所持数アップLを持っています。

例えば寝る前に編成しておくと、朝起きたときにワカクサコーンを40個以上持ってきてくれることがあります。

これだけ一度に集めてくれれば、その後ずっとキテルグマを編成しておく必要がありません。

必要なワカクサコーンを確保したらキテルグマを外して、きのみ得意やヒーラーなど、別の役割を持つポケモンを編成できます。

単純な「1時間あたりの食材獲得量」だけでは見えにくい部分ですが、必要な食材を短時間の編成でまとめて確保し、ほかのポケモンへ編成枠を渡せることには大きな価値があります。

そのため私は、食材得意の所持数アップをかなり高く評価しています。

スキル得意の厳選基準

スキル得意については、食材構成には基本的にこだわっていません。

私が最も重視するのは、当然ながらメインスキルをどれだけ安定して発動してくれるかです。

基本的な採用ラインとしては、Lv50までにスキル確率アップMがあることをかなり重視しています。

ただし、私の場合はスキル確率アップMだけで厳選終了とはせず、もう一つ何か強みが欲しいと考えています。

Lv50までのスキル確率アップMを基本にする

スキル得意に期待しているのは、メインスキルの発動です。

そのため、スキル確率を高められるサブスキルは素直に高く評価しています。

私の場合、原則としてLv50までにスキル確率アップMが欲しいです。

そして、そこに加えて、

  • おてつだいボーナス
  • おてつだいスピードM
  • おてつだいスピードが上がる性格
  • メインスキル発生確率が上がる性格

などから、もう一つ強みがある個体を狙っています。

スキル確率アップMだけでもメインスキルを発動するという役割は強化できますが、厳選を終了するなら、個人的にはもう一押し欲しいと感じています。

もちろん、捕まえにくいポケモンや早急に必要なポケモンであれば、この基準を下げることもあります。

ここでも重要なのは、「この条件以外は不採用」と決めつけるのではなく、ポケモンごとの厳選難易度や現在の手持ちを含めて判断することです。

睡眠中にも使うなら所持数アップを評価することがある

スキル得意でも、ポケモンによっては所持数アップを高く評価しています。

その一例が、私が育てているデデンネです。

ポケモンスリープのデデンネの画像

このデデンネは、スキル確率アップMに加えて所持数を増やせる要素を持っています。

私はデデンネを日曜日から月曜日にかけて編成することがあります。

こうした長時間触らない使い方では、所持数が大きいことが使いやすさにつながります。

朝起きたときにメインスキル発動へ期待できる状態を作りやすく、私の使い方とは相性の良い個体でした。

一方で、日中にこまめにアプリを確認できるのであれば、所持数アップよりおてつだいスピードなどを優先したい場合もあります。

そのため、スキル得意の所持数アップについては一律に高評価としているわけではありません。

そのポケモンをどの時間帯に、どのように使うのかによって評価を変えています。

スキルレベルアップも私は高く評価している

スキル得意では、スキルレベルアップ系のサブスキルも比較的高く評価しています。

理由は単純で、メインスキルのたねを節約できるからです。

スキル得意はメインスキルが性能の中心になるため、本格的に使おうとするとメインスキルレベルを上げたくなるポケモンが少なくありません。

しかし、メインスキルのたねは何匹にでも気軽に投入できるリソースではありません。

そのため、サブスキルによって最初からメインスキルレベルを高くできるのであれば、それ自体を一つの長所として考えています。

また、メインスキルレベルが高ければ、ポケモン自身のレベルがまだ低い段階でも役割を果たしやすくなるケースがあります。

もちろん、スキルレベルアップがあればスキル確率アップがなくてもいい、という意味ではありません。

まずはメインスキルを発動してくれることが重要です。

その条件を満たしたうえで、メインスキルのたねという貴重なリソースを節約できるなら、私はうれしいと考えています。

なお、スキルレベルアップの評価は、そのポケモンが持っているメインスキルによっても大きく変わります。この点については後ほど、実際に育てているポケモンを例に詳しく触れます。

性格は「一般的な当たり・ハズレ」だけでは判断しない

厳選ではサブスキルと同じくらい性格も気になるところです。

ただ、私は性格についても「この性格だから即不採用」と単純には判断していません。

特に世間一般の評価と、私自身の評価が少し違うと感じているのが、おてつだいスピードが下がる性格です。

おてつだいスピードダウンを私はそこまで低く評価していない

おてつだいスピードが下がれば、おてつだい効率が落ちます。

そのため、性能だけを比較すればマイナスなのは間違いありません。

それでも私は、おてつだいスピードダウンの性格を一律に大きなハズレとは考えていません。

例えば「ずぶとい」はおてつだいスピードが下がる一方で、げんき回復量が上がります。

ヒーラーと一緒に編成していると、そのポケモンだけ回復後のげんきが高くなりやすいため、ヒーラーを一時的に外した後でも比較的長く動いてもらえることがあります。

特に食材得意や、ピンポイントで編成するスキル得意などでは、この使い勝手を悪くないと感じています。

もちろん、おてつだいスピードが下がる分だけ効率は悪くなります。

そのため「おてつだいスピードダウンは実は強い」と言いたいわけではありません。

あくまで私自身が実際に使ってきた感覚として、無補正と比べて極端に嫌うほどではなく、げんき回復量アップのメリットまで含めれば許容しやすい性格だと考えています。

ここは計算上の理論値というより、私自身の使用感による評価です。

経験値ダウンはかなり厳しく見ている

一方で、私がかなり評価を落としているのが経験値が下がる性格です。

これまで経験値ダウンのポケモンを何匹か実際に育ててきましたが、とにかく育成に時間がかかるという印象があります。

レベルを上げるためには睡眠による経験値だけでなく、アメやゆめのかけらなどのリソースも必要です。

長期間育てるポケモンで経験値にマイナス補正がかかっていると、その負担を何度も感じることになります。

性能だけを計算したときには理想に近い個体でも、「ここから高レベルまで育てるのか」と考えると、私は経験値ダウンをかなり重く見ます。

特に高いレベルまで育てたいポケモンでは、採用判断に大きく影響します。

反対に経験値アップはかなり高く評価している

経験値ダウンを厳しく見るのとは反対に、私は経験値アップの性格をかなり高く評価しています。

特に相性がいいと考えているのが、きのみ得意です。

きのみはポケモンのレベルが上がることでエナジーも増えていくため、早くレベルを上げられることが、そのまま実戦での強さにつながっていきます。

私が実際に育成していて感じるのは、「レベルは偉大」ということです。

例えば、おてつだいスピードが下がる性格であっても、同時に経験値が上がるのであれば、私はそれだけで不採用にはしません。先ほどのドードリオが良い例です。

おてつだいスピードが下がるマイナスと、より早くレベルが上がることで得られるメリット。その両方を見て判断します。

性格表だけを見て「これは当たり」「これはハズレ」と決めるのではなく、そのポケモンをどこまで育てるのか、どんな使い方をするのかまで考える。

これも、私が厳選するときに大切にしている考え方です。

本来の役割とは違うサブスキルをどう評価する?

ここまで、きのみ得意・食材得意・スキル得意それぞれの厳選基準を紹介してきました。

基本的には、そのポケモンが得意としている役割を伸ばせるサブスキルを優先しています。

ただ、ポケモンスリープには「その得意タイプには直接関係しないけれど、持っているとうれしいサブスキル」もあります。

代表的なのがおてつだいボーナスです。

私はおてつだいボーナスをかなり高く評価していますが、どんなポケモンでも「おてつだいボーナスがあるから採用」と考えているわけではありません。

まずはそのポケモンに求めている役割を果たせること。

そのうえで、プラスアルファとしてどれだけ価値があるのかを考えています。

おてつだいボーナスは強いが、それだけでは採用しない

例えば食材得意であれば、欲しい食材構成になっていて、十分な量の食材を集められることが先です。

その条件を満たした個体におてつだいボーナスがあれば、私はかなり高く評価します。

一方で、欲しい食材構成ではなかったり、食材を集める性能が物足りなかったりする個体なら、おてつだいボーナスだけを理由に育てることは基本的にありません。

これはスキル得意でも同じです。

メインスキルをしっかり発動してほしいポケモンなら、まずはスキル確率を重視する。その条件を満たしたうえでおてつだいボーナスまであれば、とても魅力的な個体になります。

私はこのように、そのポケモン本来の役割を満たしたあとに、プラスアルファのサブスキルを評価するようにしています。

おてつだいボーナスについては個別記事でも詳しく解説していますので、そちらも参考にしてください。

スキルレベルアップMはメインスキルによって評価を変える

スキルレベルアップMも、ポケモンによって評価が大きく変わるサブスキルだと思っています。

スキル得意ならもちろんうれしいのですが、きのみ得意や食材得意についている場合でも、そのポケモンのメインスキル次第ではかなり高く評価します。

私が育てているラグラージが一つの例です。

ポケモンスリープのラグラージの画像

このラグラージは、きのみの数S、スキルレベルアップM、おてつだいボーナスを持っています。

きのみ得意として見れば、きのみの数Sとおてつだいボーナスを持っている時点でかなり魅力的です。

さらに、スキルレベルアップMによってメインスキルの効果も高くなっています。

性格はメインスキル発生確率が下がる「うっかりや」ですが、それでもスキルレベルが高いことで、発動したときの恩恵を大きくできます。

例えば、同じメインスキルが3回発動したとしても、スキルレベルによって最終的に得られる効果には差が出ます。

このように、メインスキルそのものに大きな価値があるポケモンなら、得意タイプがスキルではなくてもスキルレベルアップMを評価しています。

食材得意でもメインスキルが強ければうれしい

ハピナスも分かりやすい例です。

ハピナスは食材得意ですが、チーム全体のげんきを回復できるメインスキルを持っています。

例えば進化だけでスキルレベル3になった場合と、スキルレベルアップMによってスキルレベル5になった場合では、1回発動したときのチーム全体への回復量に大きな差が出ます。

食材得意として必要な条件を満たしたうえでスキルレベルアップMまで持っているのであれば、私は十分に加点要素として考えます。

ただし、これもすべてのポケモンに当てはまるわけではありません。

スキルレベルを上げても恩恵が小さいなら評価を下げる

例えばボスゴドラは、自分自身のげんきを回復できるメインスキルを持っています。

私が育てているボスゴドラは、性格でもメインスキルが発動しやすくなっています。

実際に使っているとかなり頻繁に自身のげんきを回復してくれるため、ヒーラーと一緒に編成している環境では、げんきが100を下回ることすらあまりありません。

こうしたポケモンにスキルレベルアップMがついていたとしても、私の使い方では評価はそれほど高くありません。

すでに十分なげんきを維持できているのであれば、さらに回復量が増えても実際の使い勝手は大きく変わらないからです。

つまり私は、スキルレベルアップMそのものを「当たりサブスキル」として一律に評価するのではなく、そのメインスキルのレベルが上がることで、実際に何が変わるのかを見ています。

この考え方はスキルレベルアップに限りません。

サブスキル単体の一般的な評価を見るのではなく、そのポケモンにとって本当に必要なのかを考えることが大切だと思っています。

「今必要かどうか」も厳選終了の重要な判断材料

ここまで個体そのものの性能を中心に紹介してきましたが、私が厳選を終了するか考えるときには、もう一つ非常に大きな判断材料があります。

それが、「今、このポケモンが必要なのか」です。

理想個体ではなくても、今から育てれば新しいフィールドや直近のイベントで活躍できる。

そういう状況なら、私は普段より厳選基準を下げて育成することがあります。

反対に、かなり強い個体を持っていても、現在その役割に困っていなければ育成を保留することもあります。

新しいフィールドで使うために育てることもある

新しいフィールドが実装されると、それまであまり使っていなかったタイプのポケモンが急に必要になることがあります。

私自身、新フィールドの実装に合わせて、それまで育成を迷っていたポケモンを一気に育てたことがあります。

中には経験値が下がる性格の個体もいました。

先ほど紹介した通り、私は経験値ダウンの性格をかなり厳しく評価しています。実際、その個体を育てるのもかなり大変でした。

それでも育てたのは、そのフィールドが実装された直後こそ活躍させる価値が大きいと考えたからです。

今からさらに理想的な個体を探して、そこから高いレベルまで育成する。

それに半年や1年かかってしまったら、そのころには自分のフィールドボーナスやほかの戦力が充実して、今ほどそのポケモンを必要としていないかもしれません。

それなら、多少気になる部分があっても、現在持っている個体を育てて今の攻略に使った方がいい。

私はそう判断することがあります。

1年後の理想個体より、今使える良個体を選ぶこともある

カイリューを育てたときも似たような判断をしています。

ポケモンスリープのカイリューの画像

カイリューは食材得意ですが、おてつだいスピードが速く、個体によってはきのみの数Sを持たせて、ドラゴンタイプのきのみ要員に近い使い方をすることもできます。

私が持っていた個体は、きのみの数Sやおてつだい性能を伸ばせる要素を持ち、さらに経験値が上がる性格でした。

一方で、新フィールドと同時に登場したポケモンを新しく厳選して、もっと理想的なきのみ要員を探すという選択肢もありました。

ただ、新しく厳選を始めて、強い個体を引いて、さらに実戦で使えるところまで育てるには相当な時間がかかります。

その間、現在持っているカイリューを眠らせておくより、今育てて戦力にした方がいい。

そう考えて育成しました。

結果として、この判断にも後悔していません。

そのカイリューを戦力として使いながら新しいポケモンを厳選できたため、焦らず次の強い個体を探すこともできました。

将来もっと強い個体を引く可能性があることと、今持っている個体を育てる価値があることは両立します。

理想個体を待っている間に失う時間も、厳選では考えていい要素だと思っています。

「厳選終了」と「今すぐ育てる」は別の話

反対に、十分強い個体を仲間にできたからといって、私は必ずすぐに育成するわけではありません。

ここは、

「この個体なら厳選を終えていい」

という判断と、

「この個体を今から育てよう」

という判断を分けて考えています。

その例として分かりやすいのが、私が現在保有しているピンプクです。

ポケモンスリープのハピナスの画像

私は以前、タマゴを集めるために、ある程度妥協した個体をハピナスまで育成しました。

その後、現在のハピナスよりもタマゴ要員として明らかに魅力的なピンプクを仲間にしています。

Lv60まで欲しい食材であるタマゴを持ってきて、食材確率アップM、おてつだいスピードSを持ち、さらに性格でもおてつだいスピードが上がる個体です。

タマゴを集めることだけを考えれば、こちらを育て直したいと思える個体です。

それでも、現時点では育成を保留しています。

理由は、今使っているハピナスでも現在必要としているタマゴをまかなえているからです。

さらに、現在私が作りたい上位料理では、タマゴを大量に必要とする場面がそれほど多くありません。

新しいピンプクの方が強いことと、今すぐ大量のリソースを使って育てる必要があることは別問題です。

将来、タマゴを大量に必要とする料理が追加されたり、現在のハピナスでは必要量をまかなえなくなったりすれば、そのときに育てればいい。

それまでに、さらに自分好みの個体を仲間にできる可能性もあります。

育成リソースは使ってしまうと簡単には戻ってこない

私がこのような考え方をしているのは、ポケモンスリープが非常に気の長いゲームだからです。

ポケモンを高いレベルまで育てるには、アメやゆめのかけらなど多くのリソースが必要になります。

スキル得意なら、メインスキルのたねを投入することもあります。

一度育成に使ったリソースを、後から別のポケモンへ移すことはできません。

せっかく良い個体を引いてすぐ育てたのに、その直後にさらに自分好みの個体を仲間にできたら、「もう少し待てばよかった」と感じるかもしれません。

そのため私は、睡眠時間など育成前から準備が必要なケースを除けば、基本的には実際に使いたいタイミングが近づいてから育成するようにしています。

良個体を確保できたこと自体には価値があります。

しかし、「良個体を持っているから育てなければいけない」と考える必要はないと思っています。

私の厳選基準に影響を与えた考え方

今のような厳選基準になった背景には、以前ポケモンスリープの情報を発信していた方の考え方から影響を受けた部分もあります。

その方は現在更新されておらず、私自身もうろ覚えの部分がありますが、当時きのみ得意について、サブスキルや性格を点数化して採用ラインを考える方法を紹介されていました。

記憶している範囲では、次のような考え方です。

要素点数の目安
きのみの数S+3
おてつだいボーナス+1
おてつだいスピードM+1
おてつだいスピードS+0.5
おてつだいスピードが上がる性格+0.5
経験値が上がる性格+0.5
※上記は私の記憶をもとにした内容であり、当時紹介されていた基準を正確に再現したものではありません。

そして、合計3点以上を一つの採用ラインとして考えるという、とてもシンプルな方法でした。

この考え方を知ったとき、個人的にはとても分かりやすいと感じました。

厳選基準を高くしすぎると、毎朝リサーチしてポケモンを仲間にしても、「これもダメ」「あれもダメ」となってしまいます。

理想個体だけを求め続けることに疲れてしまえば、せっかくのポケモンスリープを楽しみにくくなってしまいます。

もちろん、現在の私はこの点数だけで採用を決めているわけではありません。

例えば、きのみ得意であれば現在はきのみの数Sを非常に重視しているため、ほかの要素だけで3点相当になったからといって、そのまま採用するとは限りません。

それでも、

「すべてが理想でなくても、役割を果たせるだけの強みがあれば採用していい」

という考え方には大きな影響を受けました。

そこから長くプレイを続ける中で、私はさらに、食材構成やメインスキル、そのポケモンの厳選難易度、現在の手持ち、育成コスト、今必要なのかといった要素まで考えるようになりました。

現在の私の厳選基準は、単純な点数表というよりも、「その個体を育てたら、自分のボックスの中でどんな仕事をしてくれるのか」まで考えて決めるものになっています。

厳選に正解は一つではない

ここまで私自身の厳選基準を紹介してきましたが、これが唯一の正解だとは考えていません。

理論上できるだけ強い個体を求めて、何十匹、何百匹と厳選を続けるのもポケモンスリープの楽しみ方の一つです。

厳選そのものが面白いゲームでもあります。

一方で、私は自分の手持ちに応じて、どこかに「逃げ道」を作っておくことも大切だと思っています。

例えば、あるタイプですでに十分強いきのみ得意を育てているのであれば、同じ役割のポケモンは納得できる個体が来るまでゆっくり厳選する。

反対に、その役割を担当できるポケモンがまったくいないなら、100点ではなくても、今の自分にとって十分活躍できる個体を育てる。

食材が必要量に届くなら、理想より少し下でも採用する。

新しいフィールドで今すぐ必要なら、将来の理想個体を待たずに育てる。

強い個体を引いても現在必要ないなら、とりあえずボックスで待ってもらう。

こうした判断があってもいいと思っています。

数字だけでは表しにくい強さもある

個体の性能を比較するとき、計算機などでエナジーや食材獲得量を確認することは非常に役立ちます。

私自身も判断材料として使っています。

ただ、すべてを一つの数字だけで決めるのは難しいとも感じています。

例えば経験値アップによって育成が楽になること。

所持数が多い食材得意を寝る前だけ編成し、朝に必要な食材をまとめて回収できること。

すでに同じ役割のポケモンがいるため、次の個体を焦らず厳選できること。

新フィールドが登場したタイミングで、すぐ戦力として使えること。

こうした価値は、単純な性能ランキングだけでは表しにくい部分です。

だからこそ私は、数字を参考にしながらも、最後は**「自分の手持ちで、この個体をどう使うのか」**を考えるようにしています。

まとめ|自分なりの厳選基準を作ろう

私の厳選基準をまとめると、最も大切にしているのはそのポケモンが自分の求めている役割を果たせるかどうかです。

きのみ得意なら、私は基本的にきのみの数Sを重視します。

食材得意なら、欲しい食材構成と食材確率を重視します。

スキル得意なら、スキル確率を軸にしながら、おてつだいスピードやおてつだいボーナスなど、もう一つ強みがある個体を狙います。

ただし、これらはあくまで基本です。

同じ役割のポケモンをすでに持っているのか、厳選しやすいポケモンなのか、今すぐ必要なのか、どれだけ育成リソースを使うのか。

そうした状況によって、私は厳選終了ラインを上げたり下げたりしています。

理想個体を追い続けるのもいいですし、今活躍してくれる個体を選ぶのもいい。

経験値アップや所持数アップなど、自分が実際に使って便利だと思う要素を高く評価するのもいいと思います。

私自身、これまで「もっと強い個体がいる」と分かったうえで育てたポケモンが何匹もいます。

それでも、そのポケモンが必要だった時期にしっかり活躍してくれたのであれば、その育成は間違いだったとは思っていません。

結局のところ、自分が選んだ個体を育てて活躍させ、その選択を自分で正解にしていくことも、ポケモンスリープの楽しさの一つだと思っています。

この記事の基準も一つの参考として、自分の手持ちやプレイスタイルに合った厳選基準を考えるきっかけにしてもらえればうれしいです。