ミュウツーは、専用メインスキル「サイコブレイク(きのみゾーン)」を持つエスパータイプのスキルとくいです。
サイコブレイクは発動時にエナジーを獲得するだけでなく、その週のマゴのみのエナジーを強化できます。さらに、ミュウツーをチームから外したあとも強化効果が残るため、週前半にゾーンを積んでから別のポケモンへ交代する運用ができます。
この記事では、ミュウツーの厳選基準やメインスキルのたねを使うべきか、サイコブレイクを24%まで積む必要があるのかなどを解説します。
クレセリアとの組み合わせが注目されがちなミュウツーですが、この記事ではクレセリアを持っていない場合も含めて考えていきます。
ミュウツーの基本性能
ミュウツーはエスパータイプのスキルとくいで、きのみはマゴのみです。
専用メインスキルは「サイコブレイク(きのみゾーン)」。発動するとカビゴンのエナジーを増やしながら、マゴのみから得られるエナジーを強化します。
きのみゾーンは発動するたびに効果が加算され、最大24%まで強化可能です。
重要なのは、一度発動したきのみゾーンはミュウツーをチームから外しても、そのフィールドにいる間は効果が残ること。
そのため、ミュウツーは必ずしも1週間編成し続けるポケモンではありません。
週前半にサイコブレイクを発動させ、十分にマゴのみを強化できたらネイティオなどに交代する使い方ができます。
ミュウツーの厳選基準
私がミュウツーを厳選するなら、ひとまず「スキル確率アップM+α」を採用ラインにします。
ミュウツーの役割を考えると、まず優先したいのはサイコブレイクの発動回数です。
そのため、Lv.50までにスキル確率アップMを持っていることを基本条件として、そのうえでもう1つ有効な補正があれば採用を考えます。
+αとして評価したいのは、主に以下です。
- スキル確率が上がる性格
- おてつだいスピードS・M
- おてつだいスピードが上がる性格
- おてつだいボーナス
- 所持数アップL
もちろん、スキル確率アップSとMを両方持っているような個体も強力です。
理想を求めればキリがありませんが、ミュウツーはイベント終了後に何匹も厳選できるポケモンではありません。
イベント期間中は「スキル確率アップM+α」を一つの目安として、可能な範囲で厳選しておきたいです。
おてつだいボーナスは特に高く評価したい
金スキルの中では、おてつだいボーナスを特に高く評価しています。
ミュウツー自身のおてつだいを速くしながら、残り4匹にも効果があるため、チーム全体で考えたときの恩恵が大きいサブスキルです。
私自身、スキル確率アップMとおてつだいボーナスをLv.50までに持っているような個体なら、かなり前向きに採用を考えます。
おてつだいボーナス自体の評価については別の記事で詳しく解説しているため、ここでは省略します。
きのみの数Sは嬉しいが最優先ではない
きのみの数Sもミュウツーと相性の悪いサブスキルではありません。
ミュウツー自身もマゴのみを拾うため、マゴのみが好物になっているフィールドでは自身のエナジー貢献を増やせます。
ただし、私はスキル確率やおてつだいスピードほど優先していません。
サイコブレイクを十分に発動させたあと、週の途中でミュウツーを別のポケモンに交代する可能性があるためです。
スキル確率アップMに加えてきのみの数Sがある個体なら候補にはしますが、イベント期間が残っているなら、もう少し厳選を続けたいと考えます。
一方、スキル確率やスピード系の補正も一緒に持っているなら、きのみの数Sは素直に嬉しいサブスキルです。
所持数アップLも採用候補
ミュウツーでは所持数アップLも+αとして評価します。
特に、翌週もマゴのみが好物になることが分かっている場合は、日曜夜からミュウツーを編成して月曜朝のスキル発動を狙う運用ができます。
こうした使い方では所持数に余裕があることにも意味があります。
ただし、ワカクサEXのように月曜日になるまでマゴのみが選ばれるか分からない場合には、日曜夜からミュウツーを仕込めません。
所持数アップLが必須というわけではありませんが、ミュウツーの使い方を考えると十分に評価できるサブスキルです。
スキル確率ダウン性格は基本的に避けたい
ミュウツーでは、メインスキル発生確率が下がる性格は基本的に採用しません。
サイコブレイクを発動してマゴのみを強化することが大きな役割なので、その発動確率を下げるデメリットは無視しにくいです。
一方、おてつだいスピードが下がる性格については、私はある程度許容します。
もちろんスピードが下がらない方が嬉しいものの、伝説のポケモンで性格からサブスキルまで完璧な個体を狙うのは現実的ではありません。
他の条件がかなり理想的なのにスキル確率ダウン性格だった場合は、せいかくミントを使う選択肢もあります。ただ、可能ならミントを使わなくてもいい個体をイベント中に確保したいところです。
食材構成は厳選しなくていい
ミュウツーの食材構成は、基本的に厳選対象にしなくていいと考えています。
強いて選ぶなら、私はABBの「ワカクサ大豆・ワカクサコーン・ワカクサコーン」が好みです。
ワカクサ大豆は集められるポケモンが比較的多い一方、ワカクサコーンは食材自体のエナジーも高く、余った場合にも無駄になりにくいためです。
ただし、ミュウツーはあくまでスキルとくい。
スキル確率アップM+αという条件を満たしたうえで食材構成まで選び始めると、厳選が終わらなくなります。
食材構成は良ければ嬉しい程度で十分です。
1匹目のミュウツーはそのまま育ててもいい?
1匹目に捕まえられるミュウツー、いわゆる「お通し個体」も決して弱くありません。
長期的に考えれば十分使える個体ですが、イベント期間中であれば、私はすぐに育成せず「スキル確率アップM+α」を満たす個体を探します。
ポケモンスリープは、イベント対象になっているポケモンをイベント期間中に厳選しなかった場合、次にまとまった厳選機会が来るまでかなり時間がかかることがあります。
特にミュウツーのような特別なポケモンは、通常のポケモンと同じ感覚で後から厳選できるとは考えにくいです。
そのため、メインスキルのたねを使うか、すぐ育成するかは別として、イベント期間中は可能な限り捕まえておくことをおすすめします。
目安としては、Lv.50までの性能で1匹目を上回り、「スキル確率アップM+α」を満たしていれば十分採用候補です。
メインスキルはLv.6まで上げるべき?
ミュウツーについて調べると、メインスキルLv.6を前提に性能が語られることが多いです。
もちろんLv.6のサイコブレイクは強力ですが、すべての人が最初から大量のメインスキルのたねを投入できるわけではありません。
そこで、Lv.2・Lv.3・Lv.6を分けて考えてみます。
Lv.2のお通し個体でも使えないわけではない
1匹目のミュウツーはメインスキルLv.2です。Lv.2ではサイコブレイク1回につき、マゴのみのエナジーを0.8%強化します。
Lv.6と比べると1回あたりの強化量が小さいため、24%まで積むことを前提に使うのは現実的ではありません。
そのためLv.2で使うなら、「24%にするポケモン」と考えるより、週前半にある程度ゾーンを積んで、その強化を残りの期間に利用する考え方が合っています。
ただし、後述する混成パーティーでの試算では、きのみの数Sを持つネイティオがすでに育っている場合、Lv.2ミュウツーを優先するメリットは大きくありませんでした。
メインスキルのたねを使わない場合は、手持ちのエスパータイプと比較して採用を決めるのがおすすめです。
Lv.3で止める選択肢もある
Lv.3では、1回の発動でマゴのみを1%強化できます。
例えばスキル確率アップに加えてスキルレベルアップ系のサブスキルを持った良個体を引いた場合、メインスキルのたねを大量に使わず、そのまま使えないか検討する価値があります。
今回の試算ではLv.3でも、きのみの数Sを持ったネイティオを上回るほどではありませんでした。
ただし、これは特定のパーティーを想定した結果です。
ネイティオが育っていない、マゴのみを拾うポケモンが多いなど、手持ちによってミュウツーの価値は変わります。
「ミュウツーだからLv.6必須」と考えるのではなく、自分の手持ちとメインスキルのたねの余裕を見て判断しましょう。
Lv.6になると運用しやすさが大きく変わる
Lv.6では、サイコブレイク1回につきマゴのみを2%強化できます。
単純にゾーンの上昇量が増えるだけでなく、直接獲得できるエナジーも大きくなります。
そして、個人的に重要だと思っているのが、早い段階でミュウツーを交代しやすくなることです。
同じ12%まで強化する場合でも、Lv.2やLv.3より少ない発動回数で到達できます。
十分な倍率を週前半に作り、ミュウツーをネイティオなどに交代して、強化されたマゴのみを大量に集める。
Lv.6では、このサイコブレイクの特徴を活かした運用がしやすくなります。
私はメインスキルのたねを現時点では保留
私はミュウツーにメインスキルのたねを使う予定はありますが、現時点では保留しています。
理由は、今後どのフィールドでミュウツーを使うことになるのか分からないためです。
ラピスラズリ湖畔ではマゴのみが好物ですが、すでに十分攻略できているので、ミュウツーのために大量のメインスキルのたねを投入する必要性を感じていません。
一方、ワカクサEXなどでマゴのみが選ばれた場合には、ミュウツーが非常に強力な選択肢になる可能性があります。
ただし、そのときに他の育成済みポケモンが対応するきのみも好物になっていれば、そちらを使うこともできます。
そのため、ミュウツーが強いことと「今すぐメインスキルのたねを使うべきか」は別の話として考えています。
今後追加されるフィールドも含め、実際にミュウツーを使いたい場面が増えてから投入しても遅くありません。
サイコブレイクは24%まで積む必要がある?
サイコブレイクのきのみゾーンは最大24%まで強化できます。
しかし、24%は上限であって、毎週必ず到達させるノルマではありません。
ミュウツーを編成し続ければゾーンをさらに強化できますが、その間はネイティオなど別のポケモンを編成できません。
特に週後半になるほど、追加で2~4%強化しても、その倍率を利用できる残り時間が短くなります。
そこで、ミュウツーをどこまで編成し続ける価値があるのかを簡単に試算しました。
試算したパーティーと条件
今回はエスパータイプを5匹揃えた理想的なパーティーではなく、実際に組みやすい混成パーティーを想定しています。
前提条件は以下の通りです。
- ミュウツー Lv.50
- カメックス Lv.50
- ライチュウ Lv.50
- サーナイト Lv.50
- トドゼルガ Lv.50
- ミュウツーの交代候補は「きのみの数S」のネイティオ Lv.50
- ミュウツーとネイティオは、それ以外の性格・サブスキル補正なし
- マゴのみとウブのみがカビゴンの好物
- 食材によるエナジーは考慮しない
- サーナイトなどのヒーラーによって、十分にげんきを維持できている前提
- ミュウツーのスキル発動は天井を含めた期待値を使用
- 日曜夜からミュウツーを編成する事前準備は考慮しない
あくまで特定条件での試算なので、すべてのパーティーにそのまま当てはまるわけではありません。
マゴのみを拾うポケモンが多ければサイコブレイクの価値は上がり、強い交代候補がいるほど早く交代する価値も上がります。
そのうえで、運用を考える目安として使っています。
Lv.6でも24%まで待たない方がいい場合がある
今回の条件では、Lv.6ミュウツーのスキルが期待値通りに発動した場合、1週間ミュウツーを使い続けるより、途中でネイティオへ交代する運用が有力でした。
下のグラフは、スキルが期待値通りに発動したと仮定して、ミュウツーを何日間使ってからネイティオへ交代するかを比較したものです。

この条件では、月曜から木曜まで4日間ミュウツーを使い、木曜終了後にネイティオへ交代したケースが最も高くなりました。
ただし、これは「16%になったら交代する」という意味ではありません。
実際にはスキルの発動回数にばらつきがあり、月曜や火曜の時点で16%、あるいは24%まで上振れることもあります。反対に、木曜日になっても十分にゾーンを積めないこともあります。
そのため、実際の交代タイミングは「ゾーンが何%になったか」だけではなく、現在の曜日とゾーン倍率の両方から判断することが重要です。
もちろん週前半に上振れて24%まで到達できるなら、それに越したことはありません。
一方、週後半まで24%を追い続ける必要はなく、残り日数によっては途中でネイティオなどに交代して、すでに作ったゾーンを活用した方がエナジーを稼ぎやすくなります。
下振れしたらミュウツーを早く外すべき?
スキルとくいを使っていると、期待値より明らかに発動しない日はあります。
ミュウツーも同じで、Lv.6にしても月曜日に2~4%程度しかゾーンを強化できないことは考えられます。
しかし、月曜や火曜の下振れだけを理由に、すぐミュウツーを外す必要はなさそうです。
月~火は下振れても基本的に続投
月曜日に下振れても、まだ週の大部分が残っています。
また、月曜日に発動しなかったからといって、火曜日以降の通常のスキル発動確率まで下がるわけではありません。
今回の試算でも、月曜時点でゾーンがあまり積めていないケースでは、そのままミュウツーを続投して巻き返しを狙う運用が有力でした。
「月曜日に下振れた=今週のミュウツーは失敗」と判断する必要はありません。
水曜日からは交代を考え始める
水曜日あたりからは、現在のゾーン倍率だけでなく残り日数も意識します。
例えば水曜終了時点で12%なら、24%まであと12%あります。
しかし、ここから24%になるまでミュウツーを使い続けることが、必ずしも一番エナジーを稼げるとは限りません。
あと1日ミュウツーを使って16%程度まで強化し、その後ネイティオに交代する、といった選択肢も出てきます。
木曜日に十分積めているなら交代も有力
今回の条件では、木曜終了時点で14~16%程度まで積めているなら、ネイティオへの交代が有力になりました。
残り3日でさらにゾーンを積むより、すでに作った倍率をきのみの数Sネイティオに利用させる考え方です。
逆に木曜日でもゾーンがかなり低い場合には、もう1日程度ミュウツーを続投する余地があります。
そのため「○%になったら必ず交代」ではなく、曜日と現在のゾーン倍率をセットで見るのがおすすめです。
金曜日以降は24%を追いすぎない
金曜日以降になると、追加したゾーン倍率を活用できる時間そのものが短くなります。
今回の試算でも、金曜日まで来たらミュウツーを続投するメリットはかなり小さくなりました。
24%まであと少しだと積みたくなりますが、週末までしか効果が残らない以上、上限に到達すること自体に意味があるわけではありません。
すでに十分なゾーンを作れているなら、ネイティオなどに交代して残り期間を走った方がいいでしょう。
曜日とゾーン倍率から交代タイミングを判断する
ここまでの試算を、実際の運用で確認しやすいようにまとめたのが下の表です。

週前半は残り日数が長いため、多少下振れてもミュウツーを続投しやすくなります。
反対に週後半になるほど、追加でゾーンを積んでもその効果を活かせる時間が短くなるため、現在の倍率をネイティオなどに引き継ぐ選択肢が有力になります。
また、週前半に大きく上振れた場合は、通常より早く交代できるのもサイコブレイクの強みです。
この表は今回設定したパーティーでの試算をもとにした目安なので、絶対的な交代ラインではありません。マゴのみを拾うポケモンの数や交代候補の強さによって最適なタイミングは変わります。
上振れしたときは早めの交代もできる
反対に、ミュウツーが週前半から何度もスキルを発動してくれた場合は、かなり使いやすくなります。
例えば月曜・火曜の段階で十分なゾーン倍率を作れたなら、早い段階でネイティオなどへ交代できます。
ミュウツーの上振れというと「24%まで早く到達できる」ことに注目しがちですが、早くミュウツーを外せることも大きなメリットです。
週前半にゾーンを作り、その効果を残りの期間すべてで利用する。
サイコブレイクの強みを最も活かしやすい展開です。
クレセリアがいなくてもミュウツーは使える
ミュウツーについて調べていると、クレセリアとの組み合わせがセットで語られることが多いです。
確かにクレセリアはミュウツーと非常に相性が良く、エスパータイプを中心とした編成では強力な相棒になります。
ただ、クレセリアを持っていないからミュウツーを厳選する意味がない、ということではありません。
サイコブレイクで作ったきのみゾーンは、ミュウツーを外しても残ります。
そのため、ミュウツー自身が週前半にマゴのみを強化し、その後ネイティオなどのマゴのみ要員へ交代するだけでも役割を持てます。
今回の試算でも、カメックス・ライチュウ・サーナイト・トドゼルガを含む混成パーティーで、Lv.6ミュウツーを週前半に使う価値を確認できました。
クレセリアはミュウツーの非常に強力な相棒ですが、ミュウツーを使うための必須条件ではありません。
エスパータイプのパーティーが完成していない人でも、ネイティオなど今後マゴのみを稼げるポケモンを育てる予定があるなら、ミュウツーを厳選しておく価値はあります。
私が厳選したミュウツー

私は今回のイベントで、すでにミュウツーの厳選をほぼ終えています。
確保した個体は性格補正なしで、Lv.50までに以下のサブスキルを持っています。
- スキル確率アップS
- スキル確率アップM
- おてつだいスピードM
性格によるスキル確率アップこそありませんが、Lv.50までに欲しい補正が3つ揃っているため、この個体で十分だと判断しました。
メインスキルのたねについては、先ほど説明した通り現時点では投入せず、今後ミュウツーを本格的に使いたいフィールドが出てきた段階で改めて判断する予定です。
実際にミュウツーを使ってみた感想
この項目は、イベント2週目に実際にミュウツーを使ったあとに追記予定です。スキル発動回数だけでなく、週前半にどこまでゾーンを積めたのか、どのタイミングで交代したのかも含めて追記します。
ミュウツー厳選・育成のまとめ
ミュウツーを厳選するなら、私は「スキル確率アップM+α」を一つの採用ラインにします。
+αにはスキル確率やおてつだいスピードの補正、おてつだいボーナス、所持数アップLなどを含めて考えます。
特におてつだいボーナスはチーム全体に効果があるため、スキル確率アップMと一緒に持っていればかなり嬉しい組み合わせです。
一方、きのみの数Sや食材構成まで完璧にする必要はありません。ミュウツーは厳選機会が限られるため、重要な補正を優先した方が現実的です。
運用では、サイコブレイクの24%を毎週のノルマにしないことも重要です。
週前半なら下振れても続投しやすい一方、週後半になったら24%を追い続けず、現在のゾーンをネイティオなどに利用させる選択肢があります。
そしてクレセリアがいなくても、ミュウツー自身がゾーンを作る役割は変わりません。
エスパータイプが完璧に揃っていない人も、「クレセリアがいないから」とミュウツーの厳選を諦める必要はないでしょう。